Big Oil Says 'Hard Pass' on Venezuela—Even If Maduro Falls, What’s Really Stopping Them?
大手石油メジャーがマドゥロ政権崩壊後もベネズエラ撤退継続の意向——本当に足かせになっているのは何なのか?

boereport.com
So the Trump admin quietly floated the idea of American oil companies rushing back into Venezuela if Maduro goes. Cute thought. But the real story isn’t about political will—it’s about risk calculus. These firms aren’t scared of a man; they’re scared of a broken state.
トランプ政権は、マドゥロが失脚すれば米国企業が次々とベネズエラに戻ってくるかも、とこっそり噂を流した。理想論としては微笑ましい。だが真の問題は政治的意志ではなく、リスク評価だ。企業が恐れているのは人物ではなく、壊れた国家体制そのものだ。
ナイジェリアとカザフスタンで働いたことがある。ベネズエラはそれよりひどい。政治の問題だけではない。技術的能力が完全に失われているのだ。エンジニアを飛ばせば2年で直るってものじゃない。掘削装置は錆びつき、データは消え、地元の専門知識は?とっくになくなっている。
短期的には痛いが、長期的には大きな利益がある。ベネズエラには地球上で最も大きい確認埋蔵量がある。支配権の問題に過ぎない。安定政権が誕生した瞬間、支援部隊はすでに馬に乗り始めている。
人間的コストを忘れてはいけない。労働者の権利、環境基準、先住民の土地保護に関する絶対的保証がないまま復帰する企業は、共犯者になる。
馬鹿げた話だ。『安定政権』?誰が任命するのか?米国か?それは市場の期待ごとくに『政権交代』という名の干渉だ。
要は保険コストの話だ。戦争リスクの保険料だけで投資額の20%に達する可能性がある。国家による保証がなければ保険会社は手を出さない。保険なし=資金提供なし。
一方、ペトロブラスはギアナ沖合の油田で着実に拡大している。本物のエネルギー企業は政権交代を待っていない。法の支配がまだ存在する場所に動いているのだ。
1979年以降のイランを思い出す。誰もが石油は流れ続けると思っていた。実際は違った。何十年もの再投資がなければ、能力の劣化は不可逆だ。ベネズエラは15年間出血が止まっていない。これは『逆転劇』ではなく、警戒を促す物語だ。
現実を見よう。これはエネルギー政策ではない。政治的パフォーマンスだ。「我々はマドゥロ後の世界に備えている!」と言いながら、何も起きない。典型的なワシントンらしい光景だ。